大事なこと
田舎だからか近所で飼ってるペットは断然犬派
というか、猫を飼ってる家はなかった
我が家も昔は犬を飼ってました
私が小学生に入って秋くらいに犬を飼う話があって
父が「シベリアンハスキーか雑種の犬どっちがいい?」と聞いてきて、私は名前のかっこよさでシベリアンハスキーについて調べたりしていましたが「おしっこが臭い」という図鑑の一文を見て雑種にしたような気がします
なんて酷い理由。でも大きくなるというのも諦めた理由です
思い返せば犬を飼うまでは私と姉は大の犬嫌いでした。
学校の帰り道、通り路に小さな茶色い子犬が1匹いて、おそらくどこかの家から出てきてしまったのかポツンと。 細い道だから車とかは滅多に通らない通学路で轢かれたりする心配はないもののその子犬は私目掛けて走ってきて戯れ始めてのですが怖くて怖くて!
今なら抱き上げて不必要なほどスリスリすると思いますが恐怖の対象でしかなくて大泣き
でも姉妹ともそんななのになぜ犬を飼おうと思ったのか、そしてそれに乗り気な私もどういうことなのか大きな謎です
そして雑種の犬に決めて、その日のことは忘れられないのですが土曜日の午後、寒い中私が玄関で待ってると達のトラックが庭に入ってきて、玄関を出ると運転席から布に包まれた子犬を連れてきて、初抱っこ
小さくて茶色くて可愛くて
でもどうしていいかわからずに玄関に入りドアを閉めて置いてみたものの知らない場所に戸惑ってるのか不安なのかプルプル震えて動かない。これが今なら抱っこしてシャンプーして温めてあげるけれども
居間で針仕事してる祖母が寒いんじゃないかと言ってこたつの中に入れてあげたりして
確か首輪を買ってきてて装着したものの今みたいにペットコーナーに行ってもグッズもそんなに多くなくて、知識も無いため大人用の首輪を付けた記憶が。そしてその日から外での飼育開始だった気がします
翌朝起きていくと首輪が大きくて、そこに前足入れた状態で出てきてなんて可愛いんだと一気に大好きになって
この子がとても人懐っこく、近所の人が来ても無駄吠えしないしかみつきもしない
たまに両親が農作業するときに山に連れて行ったりして、祖母がうっかり足に座ってしまったときも鳴きも噛みつきもしないで母に褒められたりしてました
とにかく良くできた子で、家族全員に懐いていたものの、特に父には尊敬の眼差しで、チェーンを外しても隣をくっついて歩くんです。
躾けられた犬のように。 作業中の父が立ち止まると隣にぴったりくっついて顔を見てお座りして、歩くと隣を。
父は朝ごはんをあげたり散歩してないのになんでだよと嫉妬して、妹と遠くから名前を呼ぶと、チラッとこっちをみて、父を見て、それでも私たちがしつこく呼ぶものだから父を振り返りつつ渋々こっちに来て撫でられたりするのですが、父が動く気配がしたら猛ダッシュで忠犬に戻るわけです
そんな犬でもお正月気がついたらいなくなってて父と私とで探してどこかの畑にあるところを確保! まだ遊び足りなかったようで暴れたりはしてましたけど
外で遊んでて父や母の車の音が聞こえてくるとさっきまでデレデレしてたのにキリッとした顔でその方向を見つめて車が見えたら尻尾を振ってお帰りダンス
犬の毛は茶色と書いたけど黄金色のような綺麗な毛色で、その夕日に当たるととても綺麗だったのを覚えていますし顔はイケメンだったので見とれることもありました。
最後のことはかけないけれど、とてもこの子らしい最後でした
そんな私が猫を飼って、いるのですが、その間に1匹実家で犬を迎え入れたことがあります。私のせいで忘れられないことになってしまったのですが、私がこの子を飼いたいといい、妹関連で引き取ったのですが、何かトラウマを抱えた子で
まず、うちに連れてきた時から暴れるし怯えるし興奮のあまり車の中で粗相をしてしまったりとてもふつうの状態ではなく
とにかく男性に怯える犬で、おそらく何か引き取る前にあったのだろうと。妹曰く、引き取る前に様子を見に行くと、ほかの兄弟達がこの犬を守って吠えてたという状態だったらしくて
女性にはそれほどでは無いけども知らない人には怯える状態で。
数ヶ月なんとか仲良くなりたいと家族頑張ったし前の犬が懐いてたから父もどうにかしたいと奮闘したものの、飼育不可となり引き取って頂いたことがあり
その件で母も「もう生き物はかわない」となってしまい私のしたことでこんな結末に
母からも猫を飼ってしばらくして「もう生き物を飼わないとおもってた」と言われたことがあるので本当に申し訳ない
ペットを飼うことはちゃんと調べなきゃいけない
ゲームの話でも無いし愛情を持って接しないといけない中途半端なしつけも良くない。可愛いからって好き放題も良くない
本当にむずかしいこと。家族で協力していかないといけない。ペットにとっても飼い主に持ってもどの環境がベストか考えていかないとな。
今飼っている猫にとって今がどんな状態がベストかも考えよう