私の頭の中、ほぼメモ

わたしと夫とむすめと猫のこと

順番と黒歴史

私は三姉妹の2番目

勉強が出来て友達が多い長女

明るくて可愛くて優秀な妹

 

私はどちらかというと劣等生で、でも、それは姉は私に厳しくとにかく、鞭しかくれない姉というのがあったからなのです

 

 

基本の性格がのんびりで怠け者の私と、しっかりきっちりやりたがる姉は学校の休みの日は早朝に起こし私が起きなかったら部屋に入ってきて怒ってくるのがとても怖くて

   起きてご飯を食べたら持ち場を掃除して、その後は暖房でぬくぬくなんてあまり許されないし、コタツだけでテレビも何もない環境下で向かい合って宿題をさせられて、姉がトイレに行った時だけ少し寝転んで息抜き

 

今思えば自分の妹が成績悪いだなんて許せない誰からも恥ずかしいだなんていわせないというと思いがあったのでしょうが、そんなのわからないし、怠け者な私はそれを終えるためにズルしたり聞いてるふりをしたりもう適当にやり過ごしてました。やってるフリ

 

とにかく最初からそうだったのでもう逃げ出したくて嫌で嫌で算数が苦手になってあれもこれも考えない癖が出来てしまって成績は散々たるものに

ちゃんと考えれば分かるのに早く答えなきゃ!わからないでも書かないとと適当に。

 

姉は勉強を教えたりもしてくれたけれど、優しくわかりやすく解説しながら教えるわけではなく母が「解き方聞いてきたら」というので渋々勇気を振り絞っていくとギロッと睨んで怒ったような口調で説明する。

そりゃ萎縮しますよね。存在だけでも怖いんだから。話聞いてても頭にさっぱり入ってこないのに、この問題解いてと言われてもわからないので悪循環

 

これ以上書くと姉の悪口になってしまいますけども🤬

 

そんな私の下に数個離れて生まれた妹

数年ぶりだし可愛かったのでそれこそ蝶よ花よと。  その頃すでに私は姉にそんな感じで言われていたしマイペースなところがあって両親などにべったり甘えた印象はなかったけれど、妹と母はべったり

ずーっとくっついてニコニコしてるのを見て衝撃受けた事は忘れられません

 

そこで私はここに居場所がない!と思って優秀な姉、可愛い妹、ここで頑張れるのはお笑い枠!という感じでそのあたりから冗談を言ったりテレビの真似をしたり

あと、悲しいかな両親の注目浴びたいがためにお米をわざと少なく盛ってみたりして

 

これが私の黒歴史です

 

もしかしたら全部私の勝手な思い込みで悲劇ぶってるだけなのかもしれないけれどそれでも私が感じてきた事はこれ

 

 

姉とは仲が悪いままで目を見ることもなく話すこともなかったけれども、妹は擦れることもなく中間に立ってくれたりしていました

 

一緒にアパートで生活したこともあるしよく遊びに行ったりもするし夫殿方も聞いてもらったら逆に聞いたり辛い時話聞いてくれたりしてとても感謝です

 

 

 

ただ私の心の中に消化しきれていない甘えたいとか1番になりたいという気持ちがまだずっとあるらしくて

 

結婚はお互いその日がいいと思ったし決めていたけれども1番になりました

が、なんだか満たされない気持ちもどこかにあるのです

 

 

ここまで書いてきて凄い真っ黒だなと思ったのですが今は姉とはフランクに会話できるほどではないけれどそこそこ話したりはするようになりました!

姉が何故そうなったのか?といえばが私たちの同居する祖母が私たちがいる前で友達に電話してその場にいない母の悪口を言っていたそうで「私たちの成績が悪かったらお母さんのせいにされる!だからちゃんとさせなきゃ」という思いからそうなったと聞きましたが今更どうやってもね、帰ってきませんから

 

妹は何度も登場してますが仲がいいまま友達のような付き合い

両親は差別したわけでもなくなんでもなくただ忙しく朝早くから夜帰ってきて21時には寝る生活だったので仕方がないけれども

休日に何処か連れて行ってくれたり笑いの絶えない2人

 

優劣つけてるのは自分自身で誰も悪くないのだけどももし、祖母がせめて孫の前では悪口を言わなければ、姉もすこーしだけ柔軟な態度であれば私も少し勉強好きになっていたかな?と思います

 

もし子供ができたら同じ事は繰り返すまいと誓っています。

もしかしたら私みたいにおっとりのんびり大器晩成型だったらのんびりと出来るだけ。好きなところ。伸ばしていこう。萎縮してしまうのはいろんな方向にブレーキ掛けてしまうのでなくしたい

 

 

逃げ場を作りたい。立場の事で何度も泣いたし当時の姉にしつこくしつこく責められて悩んだ時もあったし

 

でも本当に許せてはいないと思う。でもだからといっても戻ってこないし。「いいよ」って行った瞬間に目の前の道が開けてハッピーエンドにはならない

 

 

34年経ってもこうやって一年に一度くらい当時の私の気持ちを思い出して胸が締め付けられる

 

 

戒めとして書いておこう。順番なんて気にしないで楽しく生きていけますように