出産②
7日に転院
8日は入院グッズが前の病院と少し違うため入れ替えと整理整頓(今思えばこれが前兆?)
9日日中もだらっと過ごす。
夕飯を母と食べてたら普段はさっさと食べて部屋に行こうというところなのに母が「でも自然分娩できるなんて本当に良かったね」と
血管の話がされた時、母なりに色々覚悟を決めたそうで、私は頭真っ白というかそこまで考えてなかったのでそうなのかと驚き
いろいろ出産の話をして(もうかなり前なので)私が何気なく「今日生まれる?」とお腹に話しかけると、お腹の中の子がすごく反応!
今まではボコボコグイーッという感じだったのに、早く出せと言わんばかりに激しく動き回り私もびっくりしたし、いつも誰かが触ると大人しくなるのに母が触っても激しくボコボコと暴れてて
暫くしたら大人しくなったのでびっくりしたなーと母と片付けて部屋に戻りました
念のためお腹に「明後日がいいなぁ明後日でお願い(夫が休みなので)と言ったけど反応はなし
まさかまさかと思いつつもそんなことはすぐに忘れて夫に転院先の病院の必要事項とか説明とか書類の不備がないか確認して
夜に布団に入りいつものようにすぐ寝付けなくて心のモヤモヤを書き込んでて
その日は雨、しかも夜がすごくて部屋の上は屋根のスペースになるためダイレクトに音が響いてきて「こんな日に陣痛とか来たら大変なんだろうな」とか思いながひたすら入力!
日時は11月10日に変わり、流石に寝ようかと思って愛用の抱き枕を抱きしめた時
音にするなら「ぷちん!」
感覚で言うなら体の中で弾けるような音?感覚がして、え?と思いながら、まさか破水じゃないよな?まさかなと布団をめくったらお股から温かい物が出てきて
それが止まらない、起き上がって電気をつけて近くにあったバスタオル掴んで当たるけどまるで意味がない。動けないし止まらないし、これは病院だと
慌ててはいるけどもどこか冷静で起き上がってまずは夫にLINE
そのあと母に電話して「破水した」と。母は寝てたからかわかったと一言言って切れて、その次に病院に電話
入院準備をしてきてくださいというのと細かな指示を受けて
その間に父は車を出してきて母は入院グッズを詰め込み、私はというと羊水がとめどなく出続けて、服を着替えても止められないからそれも濡れるし、でも早く出ないと行けないしとバタバタ支度してると騒ぎを聞きつけて姉が起きてきて激励の言葉を貰って
車にバスタオル敷いて出発
とはいえ病院まで1時間
最初は破水した時の話とかしてたけどもなんせ夜中の1時過ぎ
眠いしこれから起こることにボケーっと
車もすれ違わないし人もいない
陣痛のようなものは私もはっきりと分からず腰が少し重いかな?というくらい
その間にも時々羊水が出てきて焦る
頭の中で「これから陣痛を経験するんだな、一度は諦めたものがどのくらいのものかわからないけど耐えるしかない」と不安
何時間かかるのか、どのくらい痛いのかとかぐるぐると
因みに絶対に後でどんな感じか知りたくなると思ったのでtwitterに逐一書いてました
座席にバスタオル敷いていたけど時々羊水が出てくる感じ
嵐の前の静けさという感じでした
到着して支持された通りに進んで、このドアを開けたら病棟だ…と思うと少し怖くて、意を決して開けてナースステーションへ
母は待機、私はお産セットから着替えをもらって履き替えて内心
やはり破水という事でこのまま入院になりました
この病院は完全看護で両親でも夫でも止まることはできないため部屋に案内されて荷物を置いたら帰ってしまいました
かなりの不安と心細さ
でもそんなこと言ってる暇もなく書類持ってきて説明されたり、サインしたり検査したり1時間くらいかかって
そしてつぎは抗生物質を、本来なら最初の方に検診で検査するものを私は2日前に来たばかりで結果はわからないために、陽性という事にしての抗生物質らしく
これが長い、一本三時間とかを3本!
それをしながらようやくこの日は就寝になりました